ミストシャワーで涼しい春夏を。潤いのある秋冬に。
微細冷のミストシャワーが作り出す清涼で快適な空間を作り出します。

ミストシャワーは一般的にドライミスト（乾いた霧）と呼ばれ、水を微細な霧の状態にして蒸発する際の気化熱の吸収を利用して、周囲の温度を下げる装置となっています。
特に近年は酷暑での熱中症による死亡リスクが社会問題化されていますが、このリスク軽減としてミストシャワーの活用が広まっております。ミストシャワーを利用することで夏場の気温を下げ、熱中症対策・節電対策として広く活用されています。また、冬の乾燥期においても心配される加湿対策としてミストシャワーが活躍しています。
近年は様々な場面でミストシャワーが使用されており、廃棄物処理センターでの防塵対策の為、牛舎・廃棄物処理場の消臭効果の為、ビニールハウスなどの農業施設で湿度制御の為、野球場や公園での熱中症防止の為など
にも利用されています。
暑さによる業務効率低下はゴルフ練習場において顕著でありますが、２０１５年に当社にとって初めてステンレス配管によるミストシャワー施工工事を行ないました。施工方法やミスト噴霧状況は「業種別導入事例」のページをご覧下さい。

 

業務用ミストシャワー「FOGGING MIST」とは

水を微細なミストの状態にして噴霧し、水が蒸発する際に気化熱を吸収する効果を利用して、その空間の気温を下げて冷却する仕組みです。噴霧直後に素早く気化しますので、浴びても濡れません。
従って、一般的に「乾いた霧（ドライミスト）」、「霧の噴射（ミストシャワー）」と呼ばれています。夏季の気温を下げる以外に、室内での加湿、防塵、防臭、花粉対策などに使われています。温度を下げる電力消費は、一般的エアコンの２０分の１程度です。更にエアコンのような排気熱も無く、ヒートアイランド対策としても期待されています。
 

業務用ミストシャワー Fogging-Mist涼霧システムの製品紹介
Fogging-Mistの特徴

１．一体型の構造ですので、移動し易く、組み立ても簡単です。
２．独占所有を有した特許であるコネクターにより、解体が簡単で、水漏れはしません。
３．独特の高効率のポンプにより、高い性能を発揮します。
４．あらゆる特徴あるコネクターにより、どんな場所・施設においても取り付けられます。
５．附属のタイマーコントロールモニターにより、稼働継続時間・稼働間欠時間を随意に調整出来ます。
６．簡便な構造ですので、メインテナンスも使い勝手も良いです。
７．電気制御盤が組み込まれていますので、追加の電気制御盤は必要ありません。
８．鋼板外箱を使ってますので、頑健で美しい仕上がりになっています。
９．湿度・温度センサーによる電源制御
１０．センサー付きコントロールパネルを機械本体から取り外し、5m,10m,20m延長出来ます。
１１．稼働総時間の記録及び表示
１２．欠水時の自動電源制御
１３. 簡易タイマー設定機能
１４. ノズル、接続端子、配管材はS型機全て共通です。

	Fogging Mist NS-1型	Fogging Mist NS-3型	Fogging Mist NS-5型
電源	100V 50/60Hz	100V 50/60Hz	100V 50/60Hz
モーター	1/3HP (250W)	3/4HP (550W)	1.0HP (750W)
水吐出量	620cc/740cc /分	2,170cc/2,600cc /分	3,000/3,600cc /分
圧力	1,000psi / 70bar	1,000psi / 70bar	1,000psi / 70bar
ノズル取付け数量	12/14個	39/46個	54/64個
寸法（機械部）	540 x 290 x 280mm	572mm x 372mm x 339mm	572mm x 372mm x 339mm
重量	19kg	27kg	28kg

 

微細冷ミスト発生装置FOGGING MISTのキ―ポイント

気化熱利用	爽快感	省エネ機能	防塵・加湿
液体が気化になる時に廻りの熱を奪い温度を下げます。この気化熱作用を冷却に利用するのが微細冷ミストです。	高性能のノズルから噴霧される10～30ミクロンの微細ミストは触れても濡れない爽快感を周囲に与え,熱中症防止にも。	同じ温度低下に必要な消費電力は、一般的な空調機の約20分の1。CO2削減でECOに貢献。	超微粒子のドライミストはマイナスイオン効果により周囲に対しての防塵効果乾燥環境での加湿効果。

ミストシャワー「FOGGING MIST」の効果的利用方法
１．湿度調整、花粉対策

ミストシャワーFOGGING MISTは気化熱蒸発による温度降下を利用しておりますが、気温が２５度以下になりますと、クールミストの冷却効果はなくなります。ミストシャワー、クールミスト、ドライミストという言葉から、どうしても夏場という言葉を連想しますが、ミストシャワーFOGGING MISTは屋内での湿度調整という効果もあり、冬季などの乾燥時期にも大変有効な加湿効果がございます。
インフルエンザなどの感染病予防、あらゆる現場で起こる静電気防止、乾燥時期の肌の乾燥を防ぐ大型加湿器としても期待されています。ミストシャワーFOGGING MISTの噴霧と送風により、春先の花粉対策にも効果があります。
 

２．室内での冷却

ミストシャワーFOGGING MISTは、施設内であれば屋内の冷却が可能であります。加熱工程がある工場内で室温が上昇しても、換気等の関係で室内温度を下げられないという場合にはスポットクーラー等で対応されていると思いますが、スポットクーラーの場合は、冷風が当たる範囲の人しか涼しさを感じませんし、排気熱により周囲の温度を上げてしまう事もあります。
気化熱を利用するFOGGING MISTでしたら、広範囲に冷房が可能であり、熱を排気する事もありませんので、効果的に周囲の温度を下げられます。また、ミストシャワーFOGGING MISTはエアコンからの人工的は風ではなくて、マイナスイオン効果を期待出来て、自然に近く体に優しい風であります。
 

３．屋外施設

年々進む地球温暖化現象の影響で、屋外施設の夏場の来場者が減少傾向にあります。ミストシャワーFOGGING MISTの導入により、屋外施設での涼しさを提供し、同じ様な業種の他施設との差別化を図る事が出来ます。この様なミストシャワーの性能として、マイナスイオンを含んだ森や滝の近くにいるような自然の風を発生し、その空間にいるお客様に爽やかな気分を感じて頂けます。
近年社会問題になっている熱中症対策、節電対策に対しても非常に有効であります。噴出する霧（ミスト）は見た目にも清涼感があり、アトラクション施設や街行く歩行者を引きつけます。近年世界的には二酸化炭素排出が課題となっており、国内では脱原発による節電対策がこれからも強くなると思われます。このような時代に、消費全力が少ないミストシャワーを導入することにより地球やエネルギーに優しいエコロジーな会社やお店としてイメージアップにも役立てます。